シニア犬に必要な栄養素まとめ

シニア犬に必要な栄養素まとめ 栄養

犬は年を取るとともに、体に合うドックフードや必要な栄養素が変わります。

愛犬にいつまでも元気でいてもらうために、
栄養面は気を使いたいですよね。

ではシニア犬になると、どんな栄養素が必要になるか知ってますか?

シニア犬に必要な栄養素は下記の通りです。

  • 動物性タンパク質
  • 脂質・糖質(ブドウ糖)
  • ビタミン・ミネラル
  • 食物繊維・乳酸菌
  • 抗酸化栄養素

水のように当たり前のものから、抗酸化栄養素のような聞いたことがないものまで…。

なぜこれらの成分がシニア犬に必要なのか?
1つずつ詳しく書いていきます。

シニア犬はあまり水分を摂らなくなります。
人間と同じで、犬も水分不足になると体によくありません。

ですのでシニア犬にもなるべく、水を飲ませるようにしましょう。

ですが【硬水のミネラルウォーター】はオススメしません。

なぜなら犬が硬水のミネラルウォーターを飲むと【ミネラル】の過剰摂取になり、
尿結症を引き起こす可能性があるからです。

ですので犬に飲ませるなら、
【水道水】または【軟水のミネラルウォーター】がオススメです。

軟水のミネラルウォーターはミネラルの量が少ないので安心です。

ちなみに軟水と硬水は
【水1リットルあたりにマグネシウムとカルシウムが何mg含まれているか?】で変わります。

1リットルあたり120mg以下が軟水
1リットルあたり120mg以上が硬水です。

日本の水道は軟水ですので、シニア犬に飲ませても良いのですが
外国によっては水道が硬水の場合があるので、注意が必要です。

動物性タンパク質

タンパク質にはアミノ酸が含まており、
このアミノ酸は【筋肉】をつけるために必要な成分です。

犬は年とともに筋肉が衰えていきます。
筋肉が衰えると、犬の場合足腰にきてしまいます。

なのでシニア犬にはタンパク質を与えましょう。

タンパク質には【植物性タンパク質】と【動物性タンパク質】の2種類あります。

しかし植物性タンパク質は犬の体に合わないため、体に負担をかけてしまいます。
犬に与えるなら【動物性タンパク質】にしましょう。

動物性タンパク質が含まれている食べ物はこちら。

  • 肉類
  • 魚介類
  • レバー
  • 乳製品

脂質・糖質(ブドウ糖)

年とともに犬も、脂や糖が苦手になります。

シニア犬に低カロリーの食事を与えるのは体に良いのですが、
あまりにカロリーカットをしすぎると、犬の皮膚が【乾燥】してしまいます。

ですのでシニア犬には、適度に脂質も与えましょう。

またシニア犬は体内の糖質(ブドウ糖)も減ってしまいます。
糖質は脳や筋肉のエネルギーになるので、シニア犬にこそ必要な成分なのです。

なのでシニア犬には糖質も与えましょう。

脂質が含まれている食べ物はこちら。

  • ニンジン
  • ブロッコリー
  • アスパラガス
  • アマニ油
  • サーモンオイル
  • チンゲン菜

糖質(ブドウ糖)が含まれている食べ物はこちら。

  • ご飯
  • 食パン
  • うどん
  • じゃがいも
  • サツマイモ
  • カボチャ
  • りんご
  • バナナ

ビタミン・ミネラル

ビタミンとミネラルには、歯や骨の強化や、貧血予防などの効果があります。

また心臓や腎臓、筋肉をサポートしたり、代謝機能を調整する働きもあります。

シニアの年齢になると内臓や筋肉はすぐに弱ってしまいます。
ですのでシニア犬の健康のためには、ビタミンとミネラルも不可欠です。

ビタミンが含まれている食べ物はこちら。

  • キャベツ
  • ピーマン
  • サツマイモ
  • カボチャ
  • 大根
  • イチゴ
  • りんご
  • みかん

ミネラルが含まれている食べ物はこちら。

  • 煮干し
  • きな粉
  • 豆腐
  • キャベツ
  • 海藻
  • レバー
  • マグロ
  • ごま
  • チーズ

食物繊維・乳酸菌

シニア犬は足腰が弱り、体力も落ちるため、運動不足になります。
運動不足になると便秘になりやすいです。

便秘を解消するためにも、シニア犬には食物繊維や乳酸菌を与えましょう。
食物繊維や乳酸菌は腸内環境を整えるので、便秘が解消します。

食物繊維が含まれている食べ物はこちら。

  • キャベツ
  • サツマイモ
  • 大根
  • イチゴ
  • りんご
  • 納豆
  • 海藻

乳酸菌が含まれている食べ物はこちら。

  • プレーンヨーグルト(無糖)
  • 納豆

抗酸化栄養素

抗酸化栄養素は、犬の体に侵入したウイルスや細菌を退治する働きがあります。

また抗酸化栄養素は犬の体の老化を抑えたり、
白内障や関節炎などの様々な病気を予防してくれます。

なので抗酸化栄養素は、シニア犬がいつまでも元気に過ごすために必要な栄養素です。

ですが摂り過ぎには注意しましょう。

抗酸化栄養素が含まれている食べ物はこちら。

  • ほうれん草
  • 小松菜
  • ブロッコリー
  • トマト
  • ごま
  • ブルーベリー
  • りんご

シニア犬に起こるトラブルに効く栄養素

シニア犬にも効果があるブルーベリー
シニア犬の体には様々なトラブルや病気が起こります。

なのでシニア犬に起こる様々な症状を予防したり、
症状の進行を抑える働きのある栄養素をまとめました。

わかりやすいように、症状別にわけて書いています。

「大切な愛犬にいつまでも元気でいてもらいたい」
「少しでも長く生きてほしい」

そんな思いをお持ちの皆さんは、下記を参考にして下さい。

※いずれの栄養素も過剰摂取には注意して下さい。

皮膚のトラブル

シニア犬は老化により代謝や血流が悪くなるため、
皮膚が乾燥したり、毛のツヤがなくなったり、毛が少なくなったりします。

また老化による皮膚の状態の悪化により、皮膚のバリア機能が弱まるため、
肌荒れやアトピーなどが起きやすくなります。

他にも、ノミに噛まれてアレルギー反応が出て皮膚炎になったり…

体の免疫力も低下します。

皮膚のトラブルの対策としては、
犬のアトピー専用のシャンプーなどを使う方法があります。

そして皮膚のトラブルに効果的な下記の栄養素を与えるのも有効です。

オメガ脂肪酸
皮膚のバリア機能を高めるため、犬のアレルギーや皮膚炎を予防する効果があります。

亜鉛
体の細胞の働きを良くする効果があります。

ビタミンA・B・C・E・H
皮膚や細胞を健康に保つ効果があります。

目のトラブル

シニア犬は老化により、視力が落ちたり、目の病気にかかりやすくなります。

主な目のトラブルの症状としては、

目ヤニが増える・涙が出る
角膜炎・結膜炎・緑内障・白内障・ブドウ膜炎

などがあります。

目のトラブルに効果的な栄養素は下記の通りです。

アントシアニン
毛細血管を保護し、強化する働きがあるため、老化予防に効果的です。

アスタキサンチン
アレルギーや外部の傷から守る働きがあるので、
目のダメージや視力の低下を抑え、目の機能を良くする効果があります。

また病気の進行を抑えたり、予防する効果もあります。

ルティン
目の水晶体や網膜にある成分です。
ルティンを補うことで目の病気の予防・改善に効果的です。

足腰のトラブル

シニア犬は体の関節が衰えるので、足腰が弱くなります。
そのため足を引きずったり、つまづきやすくなります。

またシニア犬はヘルニアにもなりやすく、
ダックスフンドなどの胴の長い犬種は、年齢に関わらず特に注意が必要です。

そして関節が衰えることにより、関節炎になる場合もあります。

足腰のトラブルの対策としては、

  • 運動をさせる
  • 太っている場合は体重を減らす
  • 足腰を痛めないように滑りにくい床にする
  • 足腰に負担がかからないように、ごはんの容器の位置を高くする

などがあります。

そして足腰のトラブルに効果的な下記の栄養素を与えるのも有効です。

グルコサミン・コンドロイチン
骨を強化したり、骨の劣化を抑える効果があります。

コラーゲン・MSM(メチルスルホニルメタン)
骨の密度を高めるだけでなく、弾力のあるしなやかな骨を作ります。
そのため怪我をしにくくなります。

またMSMは炎症や腫れを抑え、痛みを和らげる効果もあります。

ビタミンE・B群
体の老化を防ぐ効果があります。

脳のトラブル

シニア犬は脳も衰えるため、脳の病気になりやすいです。

主な脳のトラブルの症状としては、

脳の萎縮、てんかん、認知症、痴呆症、夜泣き、脳梗塞、脳腫瘍

などがあります。

足腰のトラブルの対策としては、
普段から愛犬とよくスキンシップを取り、少しの変化にもすぐ気づいてあげることで
愛犬が病気になった場合でも早期発見できます。

大切な愛犬が病気で苦しんでいる様子なんて見たくないですよね。
なので最後まで健康でいられるように、栄養素でも脳の病気を予防しましょう。

脳のトラブルに効果的な栄養素は下記の通りです。

DHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)
脳や網膜の発達に大事な栄養素です。
また犬の心臓病を改善したり、不整脈で犬が突然死するのを予防する効果もあります。

さらにDHAには脳の機能を改善する働きがあり、認知症の予防・改善に効果的です。

レシチン
細胞を元気にするために必要な栄養素で、レシチンを補うことで免疫力も高まります。

ビタミンB群・コエンザイムQ10
血管を強くしたり、弱った体を改善する効果があります。

犬にサプリメントを与えてもいいの?

犬用サプリメント
上記でシニア犬にオススメな栄養素を紹介しましたが、
これらの栄養素を食べ物だけで補うのはなかなか厳しいです。

なのでサプリを使って栄養を補うのがオススメです。

「犬にサプリを与えても大丈夫なの?」
と不安になる方もいると思います。

人間用のサプリを犬に与えるのは、成分的に問題がある場合もあるので
必ず獣医さんに相談してから与えて下さい。

今では犬用のサプリがたくさん販売されており、
シニア犬用のサプリもあります。

犬用のサプリなら安心して愛犬に与えられますね。

また犬に必要な栄養素が入っているサプリなので、
犬の健康を維持するためにはとても効果的です。

愛犬の健康のために、食事とサプリの両方で
必要な栄養素を与えてあげて下さいね。

まとめ

人間が年を取ると体に様々な変化が出るように、
犬も同様に様々な変化が出ます。

シニア犬になると動きも鈍くなり、吠える声にも力が入らなくなります。

普段のごはんやサプリで、シニア犬に必要な栄養素を摂ることで、
体の様々な症状を予防・改善できます。

大切な愛犬と長く一緒に過ごすために、普段から栄養に気を使って
愛情いっぱいに育ててあげて下さいね♪

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